ある日、マンションの集合ポストの中を見たら、郵便局からの不在票が入っていました。一日中、家にいたので、きっと配達人はエレベーターで上がって来るのが面倒だったのでしょう。宅配物が届く予定もなく、不思議に思いながらも、とりあえず、不在票記載の電話番号に電話しました。さんざんたらいまわしにされましたが、やはり、我が家宛ての宅配物が郵便局にあることが判明しました。再配達をお願いするも、受け付けていないようで、結局、取に行くことに。家から車で20分くらいのところにある郵便局へ向かいました。
郵便局に入ると、中はぐちゃぐちゃで、担当係の札などもなく、宅配物と思われるたくさんの箱も乱雑に置かれていました。セキュリティや効率などは全く考慮されていません。辺りにいた人に聞きながら、奥の方に進んでいきました。下の写真の奥の部屋です。
部屋に入ると担当らしき人がいて、不在票を見せると、後ろの方にある山になった宅配物の中から、我が家のものを無造作に引っ張り出してきました。IDを見せてサインをし、受け取ることができました。それにしても、これでは紛失も起こってしまうでしょうね。とにかく、受け取れてよかった。
家に帰って開けてみると、日本の親から届いたお菓子でした。ありがたや。インドでは、日本のお菓子はデリーなどでは、2倍以上で売られています。日本での値段を知っているため、なかなか手が出しづらいのが本音です。
インドの郵便事情は日本とは全く異なります。日本から発送した郵便や小包が届かなかったり、大幅に遅れるということは普通に起こります。中には、日本から送ってもらった小包が開けられ、中にかじられたお菓子が入っていたという話も聞いたことがあります。おそらく、入国時の検査の際に担当者がかじったものと思われますが、さすがにかじったなら、わざわざ戻さずに最後まで食べてほしかったと言っていました。