新鮮?な魚も売っているインドの青空市場


今日は、インドの日常を少しご紹介したいと思います。インドでは、早朝から夕方まで、各地で青空マーケットを行っています。いろとりどりの野菜が大量に並んでいて、とてもきれいですね。

ほとんどの商品は量り売りとなっており、季節によって、値段もまちまちですが、日本と比べると驚くほど安いです。にんじん1本10円、かぼちゃ1個20円などなど。

相手が外国人だと、かなりの高値をふっかけてくることもあるので、他のインド人のお客さんが買う値段をよく聞いて、買われることをおすすめします。

果物は、季節によりますが、リンゴや洋ナシ、ライム、すいか、イチゴ、ドラゴンフルーツ、マンゴー、ライチなどが売られています。マンゴーとライチは非常においしいですが、すいか、イチゴ、ドラゴンフルーツなどは、全く甘味がしない場合もあり、当たり外れが激しいのでご注意ください。

日中はとても暑くなるので、売れ残ったものは、かなり傷んでしまいます。それでも買って行く人がいるのには驚かされますが。

もちろんお魚も売っています。午前中の早い時間であれば、けっこう新鮮な状態の魚もありますが、昼を過ぎて売れ残っているものは、さすがに食べるのには勇気がいります。

このマーケットは、インド東部のコルカタ市で開かれていたものですが、コルカタでは他のインドの都市の人と比べて魚介類を食べる頻度が多いそうです。特にヒルサやベクティといった魚は、インドでは高級魚として扱われていて、油で揚げてカレーに入れて食べるそうです。そのほかにも、海老や見たことのない魚がたくさん売られています。

魚も量り売りで、売っているおじさんにお願いすると、切り身にしたり、三枚におろしてくれたり、輪切りにしたりといろいろやってくれます。

おじさんの前にある上に突き出たものが、インドで魚をさばく道具です。これを使って、三枚おろし、輪切り、背びれ取り等、いろいろな技を披露してくれます。

下の少し丸々とした魚はロフといって、当地では油で揚げたものをカレーに入れて食べられています。筆者もいただいたことがありますが、淡白な白身魚でカレーとてもよく合っていました。写真上の魚は見るからに身がないので、今までに食べたことはありません。

インドの青空市場の感想として、まずはなるべく朝早い時間に行くこと、野菜も魚も新鮮なうちに手に入ります。寝坊して昼過ぎに行くと、しなびた野菜や果物、ハエのたかった半分干からびた魚などしか残っていません。

市場は、スペンサーズ(日本のイオンのようなスーパー)と比べると、半額近く安いので、野菜や果物などは市場で買ってもいいかもしれません。

 

 

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