サム砂丘~キャメルサファリと辺境の村の踊り子【ジャイサルメール編3】
ジャイサルメールの西約40キロの地点に外国人観光客に人気のサム砂丘があります。サム砂丘ではラクダに乗って砂漠で夕日を見るサンセットツアーが行われています。ジャイサルメールの斡旋業者に申し込めばキャメルサファリに参加することができます(悪徳業者もいるようなので注意してください)。ジャイサルメールからバスも出ているようですが、夕日を見るコースだと遅くなってしまうので、業者が用意する車でサム砂丘近くの村まで行きました。
村の周辺は、まばらに緑が見えたもののほとんどが砂で、この地が砂漠地帯であることを改めて実感させられます。ところどころにある井戸には、決まって砂漠の女性たちが色とりどりのサリーを身にまとって水汲みをしています。
砂漠の女性たちは、重い水の入ったカメを軽々と頭の上に乗せて絶妙のバランスで歩いています。
いよいよキャメルサファリに出かけようとラクダにまたがったら、ラクダの高さとコブの高さが合わさり、思った以上に高いし、怖い。おじさんにお願いして、急きょ、ラクダが引く荷台に乗るタイプの安全なラクダ車に代えてもらいました。
ラクダ車に乗った状態で写真撮影。これなら安心して心置きなくキャメルサファリを楽しめます。
見渡す限り砂漠です。焼きつくような日差しの中、ゆらゆらと荷台で揺られながら、砂漠の光景を眺めていました。
風が吹くと、砂が波のように動きます。まるで砂の海のようです。
周りを見渡すと、多くの観光客がキャメルサファリを楽しんでいます。
ラクダで1時間くらいのんびりと進んだところで休憩。たくさんの観光客が寝転んだり写真撮影をしたりしています。
砂地をよく見ると、けっこういろんな生き物がいました。
1時間ほど休憩した後、夕日を見ながら帰路につきました。
砂漠で見る夕日は本当に幻想的です。現代生活からかけ離れたゆったりとした時間が流れています。
サファリに出発した村に戻り、砂漠の踊り子の踊りを見ながら、軽い夕食をいただきました。太鼓や笛による民族音楽に合わせて、ベリーダンスが披露されました。
夕食が終わるころには、辺りは完全に真っ暗です。繰り返しになりますが、サンセットツアーに参加する場合は、多少高くついても信頼できる業者に車でジャイサルメールまで送ってもらうのが最善です。
サム砂丘でのキャメルサファリは砂漠の美しさを体験するには最適です。ジャイサルメールにいらした際はぜひチャレンジしてみてください。